イコライザを使って耳コピはかなり楽になります。
ただ、イコライザの本来の意味で使うわけでないので、
イヤホン等の周辺機器に異常が出るかもしれません。
そういったことをご了承の上で、実践してください
イコライザである周波数付近の音量を増幅,減少させることができます。
耳コピ専用に一つこの機能をもった音楽再生ソフトを用意するといいでしょう。
まず、聞き取りづらいバスドラムから。
イコライザの30Hz付近を大きめで60Hz付近を最大にし、他は全て最小にします。
この状態で曲を聴くと、ボーカルやその他楽器の音がこもって聞こえ、
ドッ,ドッ,と音割れのしたインパクトのある音が聞こえてきます。
それがバスドラムの音です。
この状態ではハイハットやスネアの音量が減るので、
リズムはわかりづらいかと思いますが、バスドラムの大体の位置がわかると思います
具体的には、
WMP : 31を上二つの線の中間、62を最大、他最低
iTune : 32を上から三つ目の線、62を最大、他最低
といった感じです。
ハイハットやライドの違いもイコライザではっきりとさせることができます
イコライザの8KHz付近16KHz付近を大きくし、他は最小にします。
シャリシャリといった音ならハイハットで、
チーンやカーンといった音ならライドだと思っていいでしょう。
この設定で、シンバルも格段に聞き取りやすくなります。
ライドやオープンハイハットに近いシンバルの音も区別しやすくなります。
全ての曲でこの設定で聞き取りやすくなるわけではありません
ここで挙げた設定は一例ですので、聞き取りづらければ他の値も変えてみてください
スネアやタムは他の楽器の影響を受けやすい周波数であることが多いので、
イコライザで聞き取りをするより、再生速度を変更したほうが効果的です。